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今月の一冊 DEC2017

12/6/2017

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おくノート
Oku-Noto Triennale + Our Project 2017

海の水はずっとそこにあるように見えて、海流によって静かに、しかし絶えずどこかへ向かってまた戻ってきます。
奥能登地域の人々は海流に乗って旅をし、商売をし、海とともに暮らしてきました。
多くのモノが堆積する一方でそこに暮らす人々が消え、時が止まろうとしていた古民家が、偶然出会った私たちの手でゆっくりとまた静かに動き出そうとしています。
家の中をめぐるにつれ、この家へ、この土地へ、そしてこの世界へとおも想いを馳せることになるでしょう。

Oku-Noto Triennale 作品『 静かな海流をめぐって 』より

#Oku-Noto Triennale # 静かな海流をめぐって#おくノート#松田製本#京都
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今月のひとページ SEP2017

12/6/2017

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本日9/23(土)21:54~よりMBS (関西では4チャンネル)catchtという番組で、ものっすご短いですが、松田が製本職人としてテレビで紹介されます。先般取材にきてくださった西村さんはとてもおもしろく、父の話はカメラがまわっていないところで、とめどもなく長く、果たして、あの内容で、どんな風に番組にまとめてくださったのか本当に興味深いです(笑)さて、どんなことになっていることやら、、、。My father who is craft man of bookbinding will be shown on the TV Tonight 23SEP. Please check the program 21:54 MBS // Kansai channel # 4
​
http://www.mbs.jp/catch/
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今月の一冊 OCT2017

12/6/2017

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スェーデンからのMANIMANIゲスト。北欧ではアートに金を用いる事はなかなか、ないという。どうしても王室御用達、とか、そんなイメージになるので。また藍染作家の福本潮子さんが前にいっていた。北欧の海は銀、日本の海のイメージは金。まるで、そうなのだと、北欧を訪れたとき感じ入った。毎日、いろんな物を持ち帰り、眺め、描いていたデザイナーさん。松田製本では、では、ということで金箔入れのワークショップを体験。京都の記念に着物柄に合わせ。
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今月の一冊 AUG2017

12/6/2017

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悲報届く。暫く言葉が出なかったほど、松田家は静まりかえった。大学院生だったどこかの青年が論文持って駆け込んできた。徹夜をして、論文の製本を期限になんとか間に合わせた、父。何度も、なんども、深く頭を下げて走り去って行った青年。そんなやりとりをストーブからあがる蒸気の奥、小学生だった私はぼんやり眺めていた。
それから、10年近く経ったころ。私は編入学の入試に頭を抱えていた。突破したかった、ストレート編入へは、学力も、提出物実績も足りていなかったからだ。最後の、課題は論文。
なんとか笑顔で、桜の門をくぐりぬけることができ、迎えてくださった教授陣の中には、いつかの青年が満面の笑み。今や教授となり、颯爽とした姿で私に言った「 狭き門より入(い)る。悪くないですね。」 
教育の講座ではいつもユニークな発想を引き出してくれようとした先生。決まり切った考えや、優等生の回答には、無反応。稚拙でも、オリジナリティ溢れる回答なら、心から面白がって、授業で取り上げてくださった。オペラを愛し、イタリアに誰に頼まれる訳ではないのに行ってしまう、純粋な天真爛漫さを私達は愛しました。
毎年続いたクイズ風の年賀状が、今年は届かず気になっていたものの、まさかの闘病生活だったとは、、、。でも、私達は知っています。先生のあの少年のような笑顔が、最期まで続いたであろうことを。奥様から届いた手記には、
『 人の支えあっての人生であったことに深く感謝しながら 
その想いを生きる力と勇気に変え最後まで一生懸命に生きぬきました 』

レクレイムには、勿論の、黒表紙。そして、こんな場面には不似合いに思える赤を家族で話し合って決めた。空押し文字には鎮魂の願いを込めて。先生の文字は楽譜に踊る音符のイメージで。
自由と笑いと、オペラを愛した先生ですもの。きっとあの笑みで いつものように「 いいですね。」って仰ってくださいますよね。
今こそ、CDの題目にあったように、歌に生きてらっしゃいますね、先生。
その奔放で勇気溢れる生き様を、ここに留め、カーテンコールと同じに拍手と心よりのご冥福をお祈り申し上げます。
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今月の一冊 JUL2017

12/6/2017

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今月の一冊 NOV2017

12/6/2017

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上京OPEN WEEK 
沢山の個性あふれる皆様にお越しいただき、それぞれの持ち味をいかした本を仕上げていただきました。アイデアたっぷり、やる気もたっぷり、文字もいっぱい。。。にて、お時間が押しにおして暗くなるまでかかってしまい最後の方に至っては夕飯の時間となりました。反省点も多かったですが、楽しそうに本を片手にお帰りいただく笑顔には励ませれる思いでした。また、どうぞお立ち寄りください。最後になりました発案、企画、運営に至りご尽力をいただいたまちくさ博士こそ重本晋平さんに心より感謝申し上げます。2017.11.12
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